INTERVIEW

大阪の学生演劇、いま——二団体の作り手に聞く

土地の名前を背負うということ

公開日
2026年6月2日
語り手
劇団くいだおれ 主宰・青桐の会 主宰
聞き手
編集部
大阪の学生演劇、いま——二団体の作り手に聞く

「大阪の学生演劇は、土地の名前を背負うことを恐れなくなってきた」——そんな声をよく聞く。大阪学生演劇祭で大賞を受けた劇団くいだおれと、骨董屋の幽霊を描いた青桐の会。二団体の作り手に、いまの大阪と創作について聞いた。

「粉もん」を最後の晩餐にする

——『最後の晩餐は粉もん』は、タイトルからして大阪でした。

(くいだおれ)逃げずに大阪を出そう、と決めていました。鉄板の音、匂い、客いじり——劇場でそれを再現するのは難しいけれど、難しいからこそやる価値がある。小屋を使い切る感覚は、この街の先輩たちから受け継いだものです。

居座る幽霊が教えてくれること

——青桐の会『骨董屋の幽霊』は、動かない幽霊が主役でした。

(青桐の会)居座ることでしか語れない時間がある、と気づいたんです。新しい場所へ移動していく芝居が多いなかで、あえて「動かない」を選びました。古道具に囲まれた美術も、長く居たくなる空気をつくるためのものでした。

二団体に共通するのは、土地と時間への愛着かもしれません。記録は下のアーカイブから辿れます。ぜひ作品そのものにも会いに来てください。

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